2020年10月に渋谷区の路上でひき逃げ事故を起こした、俳優の伊藤健太郎さん。
2021年3月25日に、不起訴処分になったことが明らかになりました。
どうやら、被害者との示談が成立したことで不起訴になったとのこと。
そこで今回は、伊藤健太郎さんの示談金や慰謝料はいくらだったのか?不起訴の理由や復帰の可能性についておご紹介していきます。
伊藤健太郎の示談金や慰謝料はいくら?
伊藤健太郎さんのひき逃げ事故の示談金は数千万円とも言われています。
まず、示談金について説明します。
(引用:ResQu)
上の図にもあるように、示談金は主に下記の6つの費用を合わせて算出されます。
・交通費
・車両修理費
・慰謝料
・逸失利益
・休業損害
示談金=慰謝料ではなく、示談金とはいろんな費用を合わせた金額になります。
今回の伊藤健太郎さんの場合は、慰謝料に今回は注目が集まっています。
慰謝料とは原則下記の3つです。
・後遺症慰謝料
・死亡慰謝料
前提として、慰謝料とは交通事故(人身)で受けた精神的なダメージに対する損害賠償。
過去にはこんなケースも。
【比較的軽症な判例】
酒気帯び運転車との事故で、被害者は頚椎捻挫、左膝打撲を負った。裁判では、加害者が事故後被害者を救護等せず現場から逃走したことを考慮し、通院期間6ヶ月(実日数70日)分の入通院慰謝料として140万円が認められた(平成15年・八王子地裁)
(引用:ResQu)
被害者が軽症でも、ひき逃げの場合は慰謝料だけで140万円だったケースがあるんですね。
今回伊藤健太郎さんのひき逃げ事故の被害者は、男女2人。
単純に2倍と考えて、慰謝料だけでも300万円いくかもしれません。
また、実際の治療費やバイク修理費、仕事を休んだ場合の損害も計算すると、示談金は更に大きな金額になるでしょう。
一般的に、被害者は軽症の場合1000万円以下で示談を成立させることが多いようです。
ですが、今回は伊藤健太郎さんは超売れっ子芸能人。
お見舞い金、マスコミへの情報漏洩の禁止の意味も含めて、慰謝料をかなり多く払っているのではないかと思われます。
示談金は数千万円は現実的かもしれません。
伊藤健太郎が不起訴の理由は?
伊藤健太郎さんがひき逃げ事件を起こしたのに不起訴になったのには、やはり被害者との間で示談が成立したことが一番の大きな理由でしょう。
ただ、2020年10月の事故から示談が成立するまで、5か月もかかっています。
だいぶ、交渉を重ねたのでしょう。
伊藤健太郎さんの今後の芸能活動を考えると、起訴はどうしても避けたいはず。
そのため、時間をかけて示談を成立させて、不起訴処分までもっていったと考えられます。
伊藤健太郎の復帰の可能性や時期も!
伊藤健太郎さんの不起訴処分を受けて、すでに世間では復帰の可能性や時期が注目されています。
復帰はおそらく2021年中になるのではないかと思われます。
ただ、スポンサーの付く地上波のテレビ番組の復帰は難しいでしょう。
おそらく、ネット系の番組のドラマなどでこっそり復帰するかもしれませんね。
過去に交通事故を起こした芸能人の例を参考にします。
参考事例①:ノンスタイル・井上祐介
ノンスタイルの井上祐介さんは、2016年にタクシーに当て逃げして、自動車運転処罰法違反および道路交通法違反で書類送検されました。
タクシー運転手への謝罪で示談が成立し、不起訴処分に。
井上祐介さんが芸能活動を自粛していた期間は、約3ヵ月(109日)でした。
ただそれ以降、あまりテレビで頻繁に拝見することは亡くなった気がします。
参考事例②:吉澤ひとみ
元モーニング娘の吉澤ひとみさんは、飲酒運転とひき逃げ事故を起こし逮捕されました。
飲酒とひき逃げという最悪な事故を起こし、保釈されてすぐに吉澤ひとみさんは芸能界からの引退を表明しました。
伊藤健太郎さんの場合、示談が成立して不起訴になっていることや、ひき逃げでもその後現場に戻ったことなどから、引退の可能性はかなり低いと思います。
一歩一歩頑張ってほしいですね。