大坂なおみ選手が優勝して盛り上がった、東レPPOテニス。この大会の優勝杯(トロフィー)は、なんと漆器でできているのです。
大坂選手が手にしていた、あの赤い漆器の大皿が、どこで作られてるのか気になりませんか?
今回は、東レテニスの漆器の優勝杯はどこで作られてるのか、また、レプリカを購入することができるのかについて、調べてみました。
東レテニスの優勝杯の漆器はどこで作られてる?
東レテニスの優勝杯の漆器製造元は、こちらのお店でした。
京漆器の老舗として有名な、「象彦(ぞうひこ)」。
1661年創業。京都で350年以上の伝統を持つ、老舗の漆器専門店です。
変わった名前の由来は、象彦の前身である象牙屋の「象」と、3代目彦兵衛の「彦」の二文字をとり、「象彦」となったそうです。
東レテニスの優勝杯が漆器になったのはいつから?
赤い大皿の一面に蒔絵が施されている、この漆器が、東レPPOテニスの優勝杯として使われるようになったのは、2003年以降の試合からです。
シングルの優勝杯は、大阪なおみ選手と同じ、赤い大皿の漆器。
【大坂V「オオサカで勝った」】https://t.co/lYxsw2jTfH
女子テニスの「東レ・パンパシフィック・オープン」のシングルスは大坂なおみが優勝した。「自分で新聞の見出しをつけると?」との質問に「3回目の挑戦でオオサカがオオサカで勝った!」と語った。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 22, 2019
ダブルスの優勝杯は、黒塗りの漆器の羽子板となっています。
(出典:東レPPOテニス公式HP)
「てにす優勝」と書かれた文字も素敵です。どちらもおしゃれで、優勝杯(トロフィー)という感じがせず、インテリアとして飾っておきたくなりますね。
東レPPOテニスの優勝杯が、漆器に変わった理由は、日本開催の大会にふさわしい、日本らしいものにこだわったとのこと。
この大会では、プレゼンターが着物姿で登場するなど、和の演出になっています。
東レテニスの優勝杯のレプリカは買えるの?
東レPPOテニスの大会会場にも、こちらの優勝杯が展示されていますが、大変人気で、2013年には、大会30周年を記念して、優勝杯のレプリカが販売されました。
期間限定の完全受注販売だったため、残念ながら現在では購入することはできません。
ですが、もしかすると、40周年の2023年には、レプリカの販売などが、またあるかもしれませんね。
また、「象彦」の漆器が気になる方は、こちらで商品を購入できますよ。
- <京都寺町本店>
- 住所:京都市中京区寺町通二条上ル西側要法寺前町719-1
TEL:075.229.6625
営業時間:10:00 〜 18:00
定休日:不定休
公式HP: https://www.zohiko.co.jp/
- <東京営業所>
住所:東京都千代田区麹町3-5 一ノ瀬ビル
TEL:03.6261.6340 - 営業時間:10:00 〜 17:30
定休日:土曜・日曜・祝祭日 - こんな素敵な漆器も、ネットで選ぶことができますよ。
- <象彦楽天市場店(オンライン)>
- 老舗でありながら、モダンな漆器もたくさんあり、フランスや香港、台湾など海外にも出店しているそうです。
まとめ
以上、大阪なおみ選手が優勝した、東レテニスの漆器の優勝杯(トロフィー)はどこで作られてるのか、また、レプリカを購入することができるのかについて、調べてみました。
まとめると、
- 東レテニスの優勝杯を作っているのは、京都の老舗漆器専門店「象彦(ぞうひこ)」
- 2003年から、現在の漆器の優勝杯(トロフィー)に変更になった
- 2013年に30周年記念で、優勝杯のレプリカが販売されたが、現在の販売受付はなし
大坂選手の優勝杯コレクションの中に、こうして日本の漆器が並ぶことが、なんだか日本人として誇らしいですね。私も一度、生で、優勝杯を見てみたくなりました!