フィギュアスケート男子の宇野昌磨選手は、現在コーチ不在で活動しています。
今後もひとりでやっていくのか、新しいメインコーチをつけるのか?つけるとすれば誰になるのか?など、宇野選手の今後が大きな話題となっています。
今後は拠点を海外に移すのでは?というウワサもあり、日本人ではなく海外のコーチやクラブの所属になることも考えられます。
そこで、宇野昌磨選手の今後の新しいコーチや拠点はどうなるのか?コーチの有力候補としてあげられている4人を検証してみたいと思います。
宇野昌磨選手がコーチ不在状態に
この度、私、宇野昌磨は長年お世話になっていたグランプリ東海を卒業いたしました。
まだ今後のことは具体的に決まっておりませんが、まずは直ぐに始まる海外合宿に打ち込み、一歩一歩進んで行きたいと思います。
背中を押して送り出して下さった先生方、また、多くの方々に支えられているこの競技人生に感謝の気持ちを忘れず、新たなスタートを切りたいと思います。
これからも応援どうぞよろしくお願いします。
宇野昌磨選手が、自身のHPでこのように発表したのが、2019年6月。
それ以降、海外での合宿にも参加し練習を重ねてきましたが、2019年11月のGPシリーズ第3戦(フランス杯)では総合8位で、GPファイナルには進出できないという、残念な結果に終わってしまいました。
コーチの不在が不調の原因だと言われる中、GPシリーズの後のインタビューでは、再びメインコーチを付ける可能性について、2020年の年明けに発表することを示唆しました。
宇野昌磨選手は、2020年以降また、新しくコーチをつける予定なのでしょうか??
宇野昌磨選手の新しいコーチや拠点はどうなる?
宇野昌磨選手が、これまで17年間一緒に歩んできた山田満知子コーチと、樋口美穂子コーチから卒業した理由は、新しい環境で、これまでとは違った自分を表現したい!という意志があったようです。
そのため、コーチも拠点もガラッと変えて海外で、という可能性も大いにあるでしょう。
ですが実際のところ、宇野選手のようなメダリスト選手を急に受け入れられるコーチは、なかなかいないようです。
どうしてかというと、実力のあるコーチにはすでにトップクラスの選手がついているため、指導できる選手枠がない。空きがないということです。
宇野昌磨選手のような実力を持つ選手は、すぐにコーチを選ぶことも難しいということですね。
では実際に、宇野選手のコーチになりうる有力候補は誰なのか、見ていきましょう。
ステファン・ランビエールコーチ(スイス)
一番の有力候補が、ステファンコーチ。
宇野選手は、2019年9月に、ランビエールコーチのスイス合宿にも参加しています。
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練習の合間に、福間洸太朗さんのピアノコンサートに出かけたりと、なんだか宇野選手の顔もリラックスしている感じがしますね。
ランビエールコーチの選手時代は「高速のスピン」と芸術点が評価されていました。
宇野選手もスピンやステップの評価が高いので、相性がよいのかもしれません。
ランビエールコーチは、2016年8月からラトビアの選手デニス・ヴァシリエフスのコーチを務めています。
また、2019年からは、日本のジュニア選手島田高志郎も指導していて、島田選手は、グランプリファイナルで、銅メダルも獲得しています。
これまで紹介してきた、有力候補の中では実績は少ないかもしれませんが、宇野選手を引き受けられるキャパがあるという意味では、一番の候補かもしれませんね。
エテリ・トゥトベリーゼコーチ(ロシア)
あちこちで、宇野昌磨選手の新しいコーチとして有力視されているコーチです。
ザギトワ選手やトゥルソワ選手、リプニツカヤ選手などの実力選手を数多く指導している経験がありますが、このエテリコーチはかなりのスパルタコーチとして知られています。
宇野選手は、2019年6月には、エテリコーチの合宿にも参加していますが、専属コーチとしてはどうなのでしょうか?
海外メディアの報道では、宇野選手はエテリコーチのチームにある、規約(義務)の内容に同意できず、専属メンバーになることを表明しなかったのでは?と言われています。
エテリコーチは指導実績は問題ないですが、練習のさせすぎで疲労骨折を起こす選手もいる、という点がちょっと心配ですね。
また、女子選手の指導が多いことも、ちょっと気になります。
ブライアン・オーサーコーチ(カナダ)
(出典:デイリー)
エテリコーチと同様、宇野選手の新しいコーチとして有力なのが、ブライアン・オーサーコーチ。
オーサーコーチが評価される実績としては、キム・ヨナ選手を育てあげたこと。
2009年の世界選手権と2010年のバンクーバーオリンピックで、キム・ヨナ選手が金メダルを獲得してから、多くの選手がオーサーコーチのいるクリケットクラブに殺到しているようです。
日本の羽生選手も所属しているので、宇野選手としてはかなり心強く、安心して練習に励める環境であるとも言えますね。
ただ、指導選手が多すぎて、きちんと指導を受ける時間があるのか?が心配ネタではあります。
ラファエル・アルトゥニアンコーチ(ロシア)
アルトゥニアンコーチは、世界選手権2連覇のネイサン・チェン選手のコーチです。
過去には、浅田真央選手も指導していた実績のあるコーチですね。
ただ、宇野選手にしてみればライバルである、ネイサン・チェン選手と同じコーチというのは、ちょっと微妙なところ。
ライバル同士、同じコーチにつくって、ムズカシイのかもしれませんね。
結局コーチは誰になる?勝手な予想!
宇野昌磨選手が、現在コーチ不在のままなのは、今後相性がピッタリのコーチをじっくり探すことに時間をかけているからだと思います。
宇野選手が、エテリコーチや、ランビエールコーチの合宿に参加したのは、練習環境や相性を見極める目的でもあったのかもしれませんね。
ずっとコーチなしというわけではなく、吟味中というところでしょう。
実際、浅田真央さんやミシェル・クワンさんなども、選手時代に一時的にコーチ不在の時がありましたしね。
勝手な個人的な予想としては、ランビエールコーチが有力なのでは?と思っています。
理由は、インタビューでも、「ランビエールコーチはすごく優しい!選手との関係もよくて合宿の環境もよかった。」と、率直な意見を述べていました。
また、心機一転、今度は男性コーチからの指導を仰ぐというのも、宇野選手の新しい魅力が発揮されそうですよね!
いずれにしても、宇野選手の決断と発表を待ちましょう!
まとめ
以上、宇野昌磨選手の今後の新しいコーチや拠点はどうなるのか?コーチの有力候補としてあげられている4人を検証してみました。
今後の宇野選手が、どこを拠点にして、どのコーチにつくのかについて、引き続き興味関心が集まりそうですね。
宇野選手、オリンピックに向けて、頑張ってほしいなと思います!