2020年4月3日に東京都知事が、新型コロナウイルス感染者のうち、軽症や無症状の患者を病院からホテルに移動させると発表しました。
すでに患者の宿泊先ホテルは確保されているとのことで、どこのホテルになるのかが気になりますね。
そこで今回は、「【コロナ】軽症・無症状の感染者が泊まるホテルの候補5つ!アパホテルも協力?」と題して、東京都の感染者用のホテルがどこになるのかについて調査しました。
【コロナ】東京都が軽症・無症状者用のホテルを確保!
2020年の4月3日に東京都は新型コロナウイルスの軽症・無症状の感染者を、都内のホテルに移動させる方針を発表しました。
都内の感染者数が大きく増加していることから、関係者によると、都は、軽症や無症状の感染者について、宿泊施設に移動させる方針を固めたという。
宿泊先として都内のホテルを確保していて、特に症状の軽い人を来週以降、できるだけ早い段階で移動させるという。
(引用:Yahooニュース)
今後感染者がさらに増えることを見込んで、病院のベッド数を確保しておくことが狙いですね。
では具体的に都内のどこのホテルや宿泊施設が確保されているのでしょうか。
【コロナ】軽症・無症状者が宿泊するホテル候補5つ!
コロナ感染者を宿泊させる施設として必要な条件を挙げてみました。
・現在営業中ではないこと
・交通の便がよいこと
・救急車による搬送がスムーズにできるスペースがある
医療従事者の為にも、大規模で交通の便がよいところであることは言うまでもありません。
また早急に患者の移動を開始することから、現在営業中のホテルでは対応が間に合いません。
候補となりえる5つの宿泊施設、ホテルを挙げてみました。
軽症・無症状者用ホテル候補①:オリンピック選手村(中央区)
オリンピック選手村の施設は、
・宿泊棟21棟
・3850戸、18000人収容可能
という広大な施設です。
オリンピック選手村を継承者の滞在施設に使用するという案は、3月の終わりから出ていました。
2020年の4月に完成予定で、施設の利用について小池知事が安倍首相や大会組織委員会に要請しています。
軽症・無症状者用ホテル候補②:羽田エアポートガーデンホテル
羽田エアポートガーデンホテルは羽田空港に直結、2020年の4月にオープン予定のホテルです。
都内で1000室以上の大規模ホテルは限られていますが、この羽田エアポートガーデンの客室数も1700室。
こちらはまだ営業前の段階ですし、羽田
軽症・無症状者用ホテル候補③:アパホテル
軽症・無症状者用ホテルとして受け入れる意向を示したのが、「アパホテル」です。
アパホテルによると、
「政府から受け入れの打診があり、全面的に受け入れる意向がある旨を伝えています。
今後、具体的な提案があれば、スタッフの安全策を図ったうえで、国難とも言える新型コロナウイルスに対応していきます。
また、医療従事者の宿泊についても、半額で利用できるようにし、全力で支援していきます」
(引用:NHKニュース)
アパホテルに関しては、政府からの打診が既に入っているとのこと。
こちらはすぐに動き出しそうな気配がします。
また、アパホテルは全国に展開しているので、東京都だけではなく他の自治体にも対応がスムーズに進みそうですね。
軽症・無症状者用ホテル候補④:「船の科学館」の敷地
ホテルではないですが、病院とは別に宿泊施設を設置する話が、日本財団でも進んでいます。
日本財団は軽症の感染者らが過ごす施設として「船の科学館」内の敷地に1万床超を確保することを発表しています。
こちらの政府からの要請があれば、すぐ取り掛かる予定があるとのこと。
軽症・無症状者用ホテル候補⑤:つくば研究所跡地
日本財団は、都内の施設の他にも、2020年の7月末から茨城県つくば市南原の「つくば研究所跡地」にも約9千床分を開設すると発表しています。
今後このような施設が軽症や無症状患者用に整備されたら、重症化した患者への対応が増やせることになり頼もしいですね。
その際、医療従事者がどのように対応するのかなどについても、今後話が進んでいくと思われます。
こういう施設が増えるという情報で、私たちの不安も少し軽減されることを願っています。
以上、「【コロナ】軽症・無症状の感染者用のホテルの候補5つ!アパホテルも協力?」と題して、都内の軽症・無症状者の宿泊施設がどこになるのかについてご紹介してきました。
この動きは東京都だけでなく、他の自治体にも起こりうることなので注目していきたいと思います。