九州大学名誉教授の小田垣孝さんが、テレビ朝日の番組「モーニングショー」に出演。
新型コロナウイルス感染に対する対策を掲示して話題になっています。
小田垣孝教授の専門は感染症ではなく物理学者ということですが、どんな経歴や学歴の持ち主なのでしょうか?
今回は、小田垣孝教授の経歴や学歴と専門についてご紹介します。
小田垣孝教授の経歴は?
小田垣孝教授の経歴をご紹介します。
・1982年 ブランダイス大学物理学科助教授
・1989年 京都工芸繊維大学工芸学部教授
・1993年 九州大学理学部教授
・2000年 九州大学大学院理学研究院教授
・2009年 九州大学名誉教授/東京電機大学理工学部教授
・2016年 科学教育総合研究所株式会社 代表取締役。
ざっと、輝かしい経歴が並んでいます。
小田垣孝教授は物理や理工系が専門のようですね。
2020年現在、小田垣孝教授は74歳。
九州大学の名誉教授です。
また、ご自身で2016年に科学教育総合研究所株式会社を設立しています。
大学や教育機関での科学のサポートや啓発活動を通して、青少年の「理科離れ」を防ごうという想いで立ち上げた会社なんだそうです。
小田垣孝教授の学歴は?
小田垣孝教授は、1964年京都府立桂高等学校を卒業後、京都大学に入学します。
詳しい学歴はこちらです。
・1968年 京都大学理学部卒業
・1970年 京都大学大学院理学研究科 修士課程修了
・1973年 京都大学大学院理学研究科 博士課程単位修得退学
・1974年 京都大学理学博士号取得
理系は大学院まで行く人が多いとはいえ、小田垣孝教授は10年も京都大学に在籍していたことになります。
研究熱心ですね!
小田垣孝教授の専門は感染症ではなく物理学者だった!
小田垣孝教授は、コロナの収束に向けた対策として、「PCR検査数を現在より4倍にすれば、接触制限なしで新規感染者を十分の1にするのに8日で済む」
という提言をしています。
物理学者が感染症対策について提言をしてるの??と思った人も多くいるようですが…
小田垣孝教授の専攻は、物性理論、統計力学、不規則系・非平衡系の物理学。
今回のコロナ関連では感染症のプロではなく、統計学の専門家としてデータに基づいた提言をしていることが分かりますね。
個人的には、こうした小田垣教授のように、感染症の専門家だけでなくしっかりとした数字データを根拠とした対策も必要だと思います。
今後もコロナ収束に向けて、小田垣孝教授からの提言が注目されることは間違いないでしょう。