2021年1月になり、新型コロナウイルスの感染者が急増し、「緊急事態宣言」が再発令される可能性が出てきました。
都内だけでも、1日の感染者が1000人を超えている状況が続き、緊急事態宣言がいつ出されるのか、とても気になりますね。
そこで今回は、2021年1月の緊急事態宣言(再発令)はいつ出るのか?発令時期や期間、対象について調べてみました。
日本の緊急事態宣言はいつ出される?発令時期や期間は?
緊急事態宣言の再発令はあるのか?再発令が出るとすればいつになるのか?
気になりますよね。
2021年1月4日時点では、新型コロナウイルスの感染拡大が続き、東京都、神奈川県、埼玉県からも緊急事態宣言を出してほしいとの、国への要請も出ています。
そんな中、菅首相が緊急事態宣言を出す準備を始めていることを公表しました。
発令時期や地域、期間については下記の通りになると予想されます。
発令地域:東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県
期間:1ヵ月程度(2021年2月半ば?)
現在のところ、東京都と周辺の県の1都3県の地域のみが対象地域となりそうですね。
ただ、このまま全国的にコロナ感染者が増え続けると、福岡や大阪、北海道なども緊急事態宣言の対象地域に追加される可能性も出るでしょう。
また、前回、2020年4月に発令された緊急事態宣言では、期間は延期されました。
今回も、1ヵ月間の間で、コロナ感染者の数が減らなければ、さらに期間延長ということにもなりかねません。
【2021年】緊急事態宣言が再発令される対象は?
2021年1月から再発令される可能性の高い緊急事態宣言ですが、発令対象はどうなるのでしょうか?
2021年1月4日の時点では、政府からの緊急事態宣言の内容については、明らかにされていません。
ですが、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県がまとめた「緊急事態行動」というものが発表されています。
・酒類を提供する飲食店に対して午後7時までの営業時間の短縮要請
・酒類の提供に関わらず、全飲食店に時短要請
・テレワークや時差通勤の徹底
・イルミネーションの早めの消灯
・鉄道の終電時刻の繰り上げ要請も検討中
前回、2020年4月の緊急事態宣言よりも、要請対象を絞ることが検討されているとか。
具体的な対象地域や、協力金の金額はそれぞれ設定されるようです。
やはり、飲食店、旅行関係などが対象となり、学校や保育園などの休校、休園は現在のところなさそうですね。
また、1月半ば以降、大学受験の試験も始まりますので、受験生は心配なところですね。
緊急事態宣言とは?
「緊急事態宣言」とは、2020年3月14日に施行された「新型コロナウイルス対策特別措置法」の中で、首相が持つ権限です。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、首相が「緊急」と判断した場合、国会の承認なしで緊急事態宣言をすることができるというもの。
では、「緊急事態宣言」とは、具体的にはどんな内容なのでしょうか?
以下、簡単にまとめてみました。
・都道府県知事は住民に、外出の自粛や感染防止に必要な協力を要請できる
・学校の休校や百貨店や映画館など多くの人が集まる施設の使用制限を要請、指示できる
・特に必要がある場合は、臨時の医療施設として土地や建物を所有者の同意なしで使用できる
・医療品や食費の所有者が売渡しの要請に応じない場合、収用も可能
・緊急の場合、運送事業者に対し医薬品や医療機器の配送の要請や指示ができる