東京オリンピックの開催延期がほぼ決定したと同時に、東京都の小池知事から首都封鎖(東京封鎖)の可能性が発表されました。
ただ、
首都封鎖(東京封鎖)の範囲はどこまでなのか?
首都封鎖(東京封鎖)で何ができて何ができなくなるのか?
首都封鎖(東京封鎖)で電車や道路がどうなるのか?
などが気になる人も多いと思います。
そこで今回は、「首都封鎖の範囲はどこまで?23区内?電車や道路はどうなる?」と題して、首都封鎖(東京封鎖)になる場合の範囲や交通機関についてまとめました。
【コロナ】首都封鎖(東京封鎖)ってどういうこと?
東京都の小池知事は、新型コロナウイルスの大規模な感染拡大が認められた場合は、首都の封鎖=ロックダウンもあり得るとして、都民に対し、大型イベントの自粛などを改めて求めました。
「この3週間オーバーシュートが発生するか否かの大変重要な分かれ道であるということです」(小池百合子 東京都知事)
(引用:Yahooニュース)
東京都知事がオリンピックの延期を認める発言をした後「首都の封鎖あり得る」と明言したことで、より一層現実味を帯びてきました。
現時点では、海外渡航からの帰国者がコロナウイルスに感染しているケースが増えています。
このまま人が多く集まる首都・東京で何も対策をとらなければ、オーバーシュート(感染爆発)が起きるのも時間の問題です。
実際に、海外では都市の封鎖や国全体の封鎖を実施している国があります。
先進国の中で都市封鎖をしていないのは、日本くらいです。
コロナウイルスの感染が一気に拡大してしまうと、首都や大都市の封鎖をしなければ感染拡大に歯止めをかけることは不可能になってしまいます。
首都封鎖の範囲はどこまで?23区内に限定?
現時点では、首都封鎖(東京封鎖)の範囲について公式な発表はありません。
例えば、首都封鎖の範囲として考えられる可能性は、
・東京23区内
・東京都全体
・東京都全体+新都心(さいたま、幕張、横浜)
・首都圏(東京、埼玉、千葉、神奈川、茨城、群馬、栃木、山梨)
でしょうか。
またネット上では、東京と言っても、町田市や八王子市などは首都封鎖の対象になるのか?と言った疑問も多く見られます。
というのも、町田市は以前は神奈川県の管轄だったからです。
実際に東京都内での感染が拡大していくと、隣の神奈川県にも広がっていくことが予想されます。
ですので、コロナウイルスの感染者が一日に数百人ペースで増えてしまう場合には、町田市や八王子市なども封鎖の対象となるでしょう。
首都封鎖で現実的な範囲は「環七」か「環八」封鎖!
実際のところ、地名単位で封鎖の範囲を区切ることはかなり難しいと思われます。
一番現実的な封鎖としては、「環七」「環八」がキーになるのではないでしょうか。
東京封鎖するなら環七か環八を境にその内側を封鎖するはず
震災時には通行規制をかける事になっている pic.twitter.com/zJmJMFSGvI— おしゃれセンタ (@obusever2) March 23, 2020
震災時の通行規制と同じで「環七か環八で封鎖してその内部には入れないようにする」というシナリオが現実的だと思います。
首都封鎖の時の電車や道路の情報!
首都封鎖(東京封鎖)で電車や道路などはどうなるのか、ヨーロッパやアメリカの都市封鎖(ロックダウン)を参考にしてみます。
公共交通機関は減便レベル~すべて運休まで、感染者数によって変わっていくでしょう。
また公共交通機関を利用する場合には、
・不可欠な移動(家族や親せきの世話)
・バスや電車でも他の人との距離を2~3歩離す
といった条件が出されるかもしれません。
いずれにしても首都封鎖(東京封鎖)は外出禁止レベルのもの。
国の首都を封鎖するということは、その国の経済が止まることになりますので、ダメージも大きい。
それでも封鎖する必要があるということは、コロナウイルスはそれほど大きな問題だということです。
他人事ではなく、そうなった場合に困らないよう、食料や日用品の備蓄をしっかりしておきましょう。