志村けんさんが新型コロナウイルスに感染し、3月29日にお亡くなりになりました。
感染から死去までがあまりにも早く、改めて新型コロナウイルスの脅威を思い知らされますね。
そこで今回は、志村けんさんのコロナ感染の病状とはどんなものだったのか、時系列でまとめてみました。
志村けんのコロナ病状を時系列でまとめ!
【2020年3月17日】
人が上に乗っかるような重さの極度の倦怠感を感じたそうです。
【2020年3月19日】
発熱と呼吸困難の症状が出るものの、自宅で療養していました。
【2020年3月20日】
救急車で港区の病院に緊急搬送されました。
そこで「重度の肺炎」と診断。
医師が志村さんの肺のレントゲンを確認したところ、肺全体に白い影があり絶句したとも言われています。
【2020年3月23日】
CPR検査で新型コロナウイルスの陽性反応。
一時重篤な状態だと報道されましたが、どうにか持ち直したようです。
【2020年3月24日】
24日夜に人工心肺装置が必要と判断され、新宿区の病院に転院。
ICU(集中治療室)に入り、人工心肺装置を着用。
志村けんさんの症状は「かなり重篤」「意識が混濁」と報道されました。
<人工心肺装置(ECMO)とは?>
ECMOは機能が低下した肺を人工肺で補う装置。
首や足の付け根から太い管を入れ、血液を体の外へ吸引し、人工肺で血液に酸素を取り込ませ、体内へ戻す。
重症肺炎により肺での酸素の取り込みができなくなった患者に用いられ、自分の肺の機能が回復するまで、人工肺が肺の機能の代わりを担う。
志村けんがコロナウイルスに感染して入院か
みんな人工心肺と人工呼吸器を勘違いしてるみたいだけど全然違うぞ
見ただけで絶望するわ・・・
志村けん頑張れ!超頑張れ!#志村けん頑張れ pic.twitter.com/ClWmptjc1W
— ころすけ (@korosuke88) March 25, 2020
このECMOは、「自分の肺では呼吸ができない」重篤な患者に使用されるものだということが分かります。
また、事務所からの発表では志村さんからのコメントが一切なかったことから、この時期既に危険な状態であったのでしょう。
【2020年3月27日】
志村さんは感染症指定医療機関で新宿区の「国立国際医療研究センター病院」に転院しました。
【2020年3月29日】
志村さんの所属事務所は、志村さんの病状について
「特に変わりはありません」と発表。
サンスポの記事では、志村けんさんの症状についてこのように報じています。
関係者によると、人工心肺装置を装着して正常な呼吸ができるよう専門医が治療にあたり峠は越えたが、いまだ意識が混濁しているという。
(引用:サンスポ)
「サンデー・ジャポン」に出演した放送作家でコラムニストの山田美保子さんは、このようにコメントしています。
「実は24日の夜には、かなり重篤だという情報がマスコミを駆け巡りまして、騒然としたんですけど。今は小康状態で安静を保たれてるという事です」
(引用:スポーツ報知)
まだまだ重篤状態だとしても峠は越えたのかな?と思ったところ、訃報が入りました。
【2020年3月29日23時10分】
志村けんさんが、新型コロナウイルス感染からの肺炎のためお亡くなりになりました。
志村けんのコロナ感染から死去までが早すぎる!
志村けんが体の不調を感じたのが3月17日。
新型コロナウイルスで陽性反応が出たのが、3月23日。
志村さんにはいくつか持病があったといいます。
・2016年には肺炎で入院
・胃のポリープ切除手術も経験
・長年ヘビースモーカーだった
・お酒が大好き
多忙により免疫機能が弱り、ウイルスに抵抗できなかったのでしょうか。
発症してから2週間もかからずして亡くなられていること、改めてこのウイルスの脅威を感じます。
志村さんの死去によって、大勢の人がそう感じたのではないでしょうか。
以上、志村けんさんのコロナ症状を時系列でまとめてみました。
自分は大丈夫ではなく、他の人を感染させないためにもコロナウイルスに感染するとどんな症状が出るのか、知っておくことが大事だと思います。